代表挨拶

2017年度を迎えるにあたって(教育の大転換2020年へ向けての取り組み)

文科省2020年教育改革の目標①個々の子供の多様な夢や目標の実現②日本の国力・経済力維持③グローバル化への対応④教育機会の公平化

昭和22年の教育基本法の施行以来最大の変革といわれている教育改革が、2020年実施に向けて、いま着々と進んでいます。

その目指すところは、
「これからの時代に社会に出て、国の内外で仕事をし、人生を築いていく、今の子ども達やこれからの子ども達が、十分な知識と技能を身に付け、十分な思考力・表現力を磨き、主体性をもって多様な人々と協働することを通して喜びと糧を得ていくことができるようにすること」(中教審答申より)です。

この理想に向かって様々な制度改革が現在進行中です。この最たるものが、大学入試制度、特に英語の4技能評価制の導入と、小中学校過程におけるアクティブラーニングの導入でしょう。大学入試改革ではまだまだ理想と現実が入りまじりグレーの部分もありますが、着実に前進しています。また、アクティブラーニングの導入で文科省は、学校現場にこれまでの教育の価値観を180度変える、いわばコペルニクス的転換を要求しています。正解を求める授業からすべてが正解(答えが一つではない)授業へ、教える授業から子ども達が考え、教えあう授業への転換です。ともあれ定着までにはまだかなりの時間がかかりそうです。

アカデミーもこの教育改革を機に、上記の文科省の改革目標をにらみながら、以下の基本方針に沿って今後3年間で見直しを行う予定です。

進学事業部の基本方針:子ども達に良質な基礎知識を伝授しその活用力の定着に努める。
アクティブラーニングは子ども達の基礎知識が定着していることが前提となっています。アカデミーでは、Web授業や、データベースを活用し、一人ひとりの基礎知識を確実にするための指導・鍛錬を行います。さらに、アクティブラーニングは導入後に優秀な子ども達が伸び悩むという噴きこぼれ現象が危惧されています。このため、応用力のある子どもには、より高い目標を設定、向上心を育みます。

英会話事業部の基本方針英語イマージョンをより充実させ子ども達の英語力向上に努める。
グローバル化への対応はアカデミーが創立以来33年間掲げてきた、アカデミーの最も大切なポリシーであり核心です。2年前からNPO法人を通じて中学生のグアム英語研修等を実施ししていますが、今後はさらにITや海外ネットワークを活用し、より多くの子ども達により良質な英語環境を提供していきます。

2017年2月1日
慶應アカデミー株式会社
代表取締役社長
河野誠男