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08 Keio Academy ニューヨーク サマーキャンプ体験旅行記(2008.12.02)

2003年にスタートした英語幼稚園の一期生はすでに英語学習暦5年以上、そろそろこの辺で力試しをしようと、思い切ってアメリカの小学校の本物のサマースクールにチャレンジしました。今年のNYは天候が不順で毎日夕方になるとゲリラ豪雨に襲われ、濡れ鼠になることもしばしばでした。
私たちが滞在した場所はNY郊外、作家ワシントン・アービンの有名な著書「スリーピー・ホロー」の舞台です。お話に出てくるオールド・ダッチ・チャーチも実在し、数百年もたっているお墓もいたるところに有り、緑の多い閑静な住宅街でしたが、散歩に出かけたら夜はさぞかし怖い所だと思われました。しかし長年抱いてきたNYのイメージ(危険・汚い・暗い・臭い・騒々しい)とは程遠く、美しく、知的でエレガントな街でした。NYってやはり魅力的ですね。こう感じるのは私だけでしょうか? 
子どもたちは怖いもの知らず、とても元気で意欲的でリスニング力がついているので、物怖じすることなく、毎日好奇心を満たすべく、時差ぼけもなんのその、ホームシックにかかることも無く素晴らしい行動ができました。

6月26日(木)

塾長と共に小学生9名を引率していよいよアメリカ、ニューヨークに出発です。慶應を朝3時半に出発し、成田経由の直行便で全行程20時間の長旅。福岡空港までは保護者の方々と慶應のスタッフが見送ってくれましたが、搭乗ゲートからはいよいよ我々一行11名だけです。子どもたちとは5年以上のお付き合いですが大切なお子様をお預かりする責任と重圧で、見送りの皆さんと別れた後は一瞬不安がよぎりました。
NY・ジョン・F・ケネディー空港に到着し、厳しい米国の入国審査を自分自身の英語力で通過した子どもたちはすっかり自信をつけ、早速ドルで買い物をしたり、珍しいイエローカブやロープにぶら下がる信号機の写真を撮り始め、活動開始です。今までお勉強してきたことが、目の前に現実として存在するのを見て興奮と喜びに満ちていました。この姿を見ることこそ、長年この仕事に携わってきた我々の最大の喜びです。保護者の皆様には大変申し訳ないのですが、赤ちゃんが突然立ち上がり、始めての一歩を踏み出した瞬間を一人で見てしまったような優越感と満足感を覚えました。 空港にはホストマザーのMrs.山本とインストラクターのAndrew先生らが出迎えてくださり、機内食が期待はずれだった子供たちの空腹を満たすためにセントラルパーク近くのニューヨークっ子に評判のおいしいピザハウスTraviata pizzaに案内してくれました。子どもたちはピザの大きさに圧倒されながらも、アメリカのおいしいピザに大満足。周辺にはジョンレノンが凶弾に倒れたダコタハウスがあり、珍しい観光バスやNY名物の大きなプレッツエルやベーグルを売るベンダーもいたるところに見かけました。食事の後は、あの映画「Night Museum」の舞台となったアメリカ自然史博物館American Museum of Natural History を見学しました。映画さながらのリアルな動物の剥製やさまざまな巨大恐竜の骨格標本に目を輝かせて、Andrew先生の英語の説明に必死で耳を傾けていました。滞在先の山本邸は地下1階、地上3階のアメリカの典型的な大きなお屋敷で、毎日野生のリスがやってくる広いお庭やバーベキューテラス、お姫様気分に浸れる広い広いバスルームやキッチン、リビングに子どもたちは大はしゃぎ。

6月27日(金)

NYで迎えた初めての朝はとてもすがすがしいものでした。前夜降った雨が上がり、朝もやに煙る庭先に鹿の親子の姿を発見。このあたりには野生の鹿やリスがたくさんいます。中津よりよほど自然が豊富です。この日は来週から始まるキャンプの下見です。リポワーム・シスカ・スクールRippowam Cisqua SchoolはNYでも質の高い私立の小学校です。日本人はサマーのみの受け入れでも始めてだそうで、事前の参加申込書には数種類の書類添付を要求され、B型肝炎の予防注射も義務付けられました。生徒は皆、裕福な家庭の子弟で年間授業料は250万円。驚きです。しかし送迎で出会う保護者は服装もカジュアルで気さくな方ばかり、子どもたちもしかりで素直で無邪気な人柄に子ども同士はすぐ仲良しになりました。子どもの笑顔は国境を越えます。この見学の時のKinberly先生の優しく行き届いた対応のおかげで、始めは少し戸惑いながらも、子どもたちの心配や心細さは少し和らいだようでした。現在アメリカは小学校でも教育学修士の学位を取らないと正式な先生にはなれません。ですから先生方は皆さん正にプロフェッショナルで人格、スキル共にとてもすばらしかった。

6月28日(土)・29日(日)

午前中は今夏NYで大流行のスライダー付きプールで大はしゃぎ。子どもたちは心底嬉しい時は本当にいい表情を見せるものです。わが子のように可愛いく思えたのは私ばかりではなかったようで、塾長もメタボのお腹を思いっきりさらし、童心に返って遊びました。この11人は旅の間は運命共同体、擬似家族です。このひと時でさらに結束が固まったようでした。
午後からは自由の女神を見学するためにバッテリーパークへ。そこからフェリーに乗ってリバティー島まで出かけました。船上、前に自由の女神、後ろにマンハッタンの摩天楼を見たときは、NYに来ていることを再認識して感慨深いものがありました。上陸して真近で見た女神は筋肉質の腕の太い、たくましい女性でした。すらりとした美しい女神のイメージが崩れて子どもたちには強い印象を残したようです。リバティー島を一周しながら、あらゆる角度から女神の写真を撮っていると、雷の音が聞こえ始めぽつぽつ降って来ました。再び乗船して間もなく豪雨になり、バッテリーパークに戻った頃は高波で船が接岸できず、しばらく船中に待機、しかし天候の回復が望めないと見たクルーは雷が鳴り響くゲリラ豪雨の中、怖がる子どもたちに容赦なく下船を促します。我々は泣く泣く下船し、びしょびしょになってMrs.山本の待つホテルへ飛び込みました。ホテルはかの有名なリッツ・カールトン。さすが名門ホテルです。濡れ鼠のようになった私たちに、ベルボーイはいやな顔ひとつせずハンドタオルをたくさんくれて優しく対処してくれました。
その後I love NYのおそろいのTシャツを手に入れて着替え、和食党の子どもたちのために熱い鍋焼きうどんで暖をとり、ほっと一息つきました。NYの和食は本当に美味しい。いい思い出になりました。 キャンプの前日はもう一度Emily 先生に習ってきたことの復習をしました。英会話の基本ですが皆本当によくできます。
午後からは観光客ではなく地元の人々が集まる、モールの横に設営された“Big apple サーカス”にも出かけました。伝統のあるサーカス団で、ダイナミックなアクロバット、憎めないピエロのパフォーマンス、可愛らしい犬たちが繰り広げるショー、どれも新鮮で興味深いものでした。夕食はイタリア系アメリカ人のAndrew 先生とお母さんのMary Janeがおいしいイタリアンミートボールパスタを作ってくれました。こうして子どもたちは少しずつアメリカの日常生活になじんでいったのです。

6月30日(月)~7月3日(木)

いよいよ小学校でのサマーキャンプ始まりです。キャンプといってもテントに泊まってキャンプファイヤーをするのではなく、学校で夏休みにしかできない楽しい活動をするのです。グループは男子と女子に別かれていて、それぞれ2人の先生(Pole先生/Lisa先生・Jacky先生/Kate先生)と中学生のアシスタントSammyが付き、さまざまなクラスに参加します。各クラスには専門の先生がいて教科によっては大学生の助手Jamesも加わり至れり尽くせりです。
まず音楽の時間、プロのミュージシャン並みに歌や楽器の上手なJohn先生はキーボードを巧みに操り音楽の楽しさを教えてくれました。美術のIsabel先生は粘土で大きな橋を作らせ、大胆に破壊させたり、骨折したときのギブスに使う石膏ペーパーで想像力を掻き立てながら架空の生き物を作らせたり、アルファベットビーズでアクセサリー作りや、微妙に違う色の組み合わせを勉強しながらタイルコースターも作りました。サイエンスではKate先生の火山やスライムを作る実験。火山は校庭で本物に見立てて土を盛り上げ噴火させました。どちらも家庭にある粉石けんやボンド、酢など安全な材料を使っての興味深い実験でした。
体育の時間はDan先生が体育館でリサイクルのプラスティックボトルをピンに見立てたり、コンピューターの空き箱を高く積み上げてサッカーボールで的当てゲームをしたり、準備や工夫が尽くされたスポーツゲームをさせていました。そしてなんと言っても一番人気はWater Playです。スプリンクラーの周りでの鬼ごっこやWater slider、子供たちは恥ずかしさなんて忘れて夢中です。全体を通して女子はどうしても年頃のせいか恥ずかしさが捨て切れないところがありましたが、グループの中に日本語を覚えようと熱心に質問しメモを取る生徒がいて、みんな質問攻めに会い、いいお勉強になっていました。男子は平均年齢がこちらの子どもたちより低かったので、かえって屈託なく溶け込めたようです。日米わけ隔てなく仲間付き合いをしていました。先生方も子どもたちが英語が分るのでとても意欲的に指導してくださいました。
Japan dayにはKinberly先生のリクエストに答えて浴衣で登校しました。この日を日本とアメリカの文化交流の特別活動日にしてくださったのです。子どもたちは日本文化紹介の時間に折り紙や綾取りを教えました。アメリカの子どもたちは大喜びで懸命に折り方や綾取りの糸の取り方を習っていました。子どもたちのリスニング力はすごいので、コミュニケーションでもあまり困る様子はなく、こども同士本当に楽しそうでした。浴衣を着た姿で全校生徒の前で自己紹介をしたときも堂々としていましたし、その発音は先生方をして完璧なニューヨーカーの発音だと絶賛されました。私はこの点が一番誇らしくもあり、嬉しいことでした。英語幼稚園を始めてよかったなと確信しました。
独立記念日の前日は、国旗の色にちなみ赤青白のものを身に付けて登校します。そしてこの3色にちなんだアイスキャンディーがおやつに出たり、1日中この3色にこだわった活動をします。独立宣言を暗誦したり、さまざまなアメリカの歌を歌います。「アメーリカ、アメーリカ」の歌声を聴く内に、あーこうやって愛国心を植えつけているのだなと気付かされました。それに比べて日本は・・・?
ブロードウエイでミュージカルも見ました。ディズニーの人魚姫「Little Mermaid 」 です。前日にAndrew先生とビデオ鑑賞で予習をしておきましたから、あらすじが分るのでミュージカルもしっかり鑑賞できました。おめかしして、ちょっと気取って、本物の劇場で鑑賞した本場のミュージカルは劇場体験と共に脳裏に焼きついたことでしょう。

7月 4日(金)

この日はアメリカの独立記念日、お誕生日です。アメリカの歴史を勉強するため歴史資料館に行きました。当時の衣装を身に付けた案内の人がヨーロッパから渡ってきた頃の不自由な生活様式を再現していました。冬の間に池に凍った氷を納屋に工夫して保存し、夏になったらその氷でアイスクリームを作る。暖炉の裏側に鉄のパイプをめぐらせて、それを壁や床に這わせて暖をとったり(セントラルヒーティングの元祖)、キッチンまで引いて流しでお湯が使えるようにしたり(温水器の元祖)いろいろな工夫がなされていました。この夜のマンハッタンはゲリラ豪雨の予報だったので外出は控え、宿舎のホールに記念日の飾りつけをして、庭先から遠くの花火を見ました。テレビではずぶ濡れで記念日をお祝いする人々が映し出されていました。

7月 5日(土)

電車やバスにもチャレンジしました。メトロノース(電車)でグランドセントラルまで行き、そこからバスでメトロポリタン美術館まで行きました。まず美術館の広さ、展示物の多さに圧倒され、そして一つ一つのすばらしさにも心を奪われ、子どもたちもかなり真剣に見て回りました。本当に価値のあるものは幼い心にも感動を与えるのですね。この頃には知らない人に英語で声をかけることも平気でできるようになり、電車の中ではお巡りさんや車掌さんに声をかけて、一緒に写真をとるお願いをしていました。文字も読めるので、バスの中から通りの名前を確認したり、駅ではホームを確認したり、だいぶ役に立てるようになっていました。すばらしい!!
この日の午後はお別れ・感謝パーティーです。キャンプの先生方やお友達、そのご家族をお呼びして日本流でおもてなししました。Mrs. 山本の幼稚園の先生がお抹茶を立ててくださったり、お琴を演奏してくださったり、私が書道を紹介したり、Mrs.山本がお寿司を作ってくださったり、子どもたちは浴衣を着て立派におもてなしをしました。

7月 6日(日)

これでNYの旅はおしまい。帰りの飛行機も全日空でしたが、乗務員にお願いして全て英語で対応していただきました。子どもたちはすまして英語でジュースをおかわりしたり、映画のチャンネルセットの仕方を質問したり、リラックスした旅を楽しむ余裕ができていました。

7月 7日(月)

福岡空港にお出迎えいただいた保護者の皆様の目には12日振りのお子様の姿はどのように映りましたでしょうか?小学生の海外サマースクール体験の旅、日本の学校はお休みしましたが、替えがたい経験ができたのではないでしょうか。私共としましても英会話教室を25年続けてきて、今後のために又一つ大きく学ぶことができました。
私共を信頼して大切なお子様を預けて下さった保護者の皆様に厚くお礼申し上げます。


オーストラリアから17人の小中学生が中津にやってくる!!(2008.09.20)

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チャレンジ大分国体一年前イベント in 中津」でめじろんダンスを踊りました。

2008年 大分国体テーマソング「めじろんダンス」を中津体育センター駐車場で踊って来ました。 英語幼稚園・スーパーキッズはこの日のために、Englishバージョンを練習しています。 みんなめじろんダンスが大好きで、プレータイムでも口ずさんでいるほどです。


Rachel先生が、O-NETに登場!!

詳しくは、O-NETホームページをご覧下さい。

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