代表挨拶

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます旧年11月1日、文科省は大学入学共通テストでの英語成績提供システムの採用延期(2024年度再開予定)、続いて12月に入ってからの国語、数学の記述試験の無期限白紙撤廃を発表しました。これで2020年度入試(2021年実施)に向けての大学入試改革のメインともいえる二つの改革の頓挫が確定しました。しかし、今回の改革の方向性【使える英語を目指した4技能評価の採用、発信型日本人養成のための記述力テストの導入】という指針は、評価されるべきであり今後も維持されるべきものです。要は試験手段が拙速だったということです。今後数年、大学入試改革は受験生を蚊帳の外に置いた議論が進んでいくことでしょう。しかしアカデミーでこれまで通りしっかり学習していけば、使える英語力と記述力は身についていきます。ご安心ください。

ところで、昨年、アカデミーから久々の東大合格者を出しましたが、東大の合格者のうち地方公立高校の出身者が急激に減少しているのをご存じでしょうか。2009年36.8%だった公立高校出身者が2019年には29.3%に減少しています。この中には首都圏の公立高校も入っていますので、地方の公立高校となればさらにその割合は低く全国の地方公立高校を合わせても10%程度でしょうか。これは首都圏の私立中高が東大合格数を増やすことでしのぎを削ってきている一方で、地方の公立学校が、ほとんど競争率のない公立高校入試と、中高一貫ともいえる部活動にあまりにも多くの時間を割きすぎている結果です。東大がすべてとは言いませんが、教育がお子様の人生を変えることを考えれば、保護者の皆さまには是非再考していただきたい現象だと思います。

最後に、今年はご承知の通りオリンピックイヤーです。大会期間中の7月24日(金)~8月9日(日)は、日本中がお祭り騒ぎでしょう。運悪く受験学年になった皆さんは、計画的に学習することで時間を有効に活用しましょう。

今年も様々な変化が予想されますが、アカデミーは、保護者の皆さまと一体となりお子様の明るい未来のために全力投球いたします。ご支援のほどお願い申し上げます。

慶應アカデミーの今年度の方針高校生の皆さんへ:志望校合格のための必須条件。それは学習時間の確保。
特に1,2年時は部活等で学習時間がかなり制約を受けているのが現状です。このため志望大学を下げたくないのであれば少ない時間で学習効率を上げる‘集中力’の養成が必要です。毎日、時間を測って学習する習慣を身につけましょう。2年時は理系教科。1年時は国語と文系教科と学年に応じて重点学習教科を設定して受験勉強を計画的に乗り切ろう。
英検目標☆高校卒業時の取得割合 英検準1級以上20%
(大分県の高校の取得目標は、高校卒業時英検準2級50%以上)

中学生の皆さんへ:高校入試の先、大学入試を目指そう!!
中津南高にしても宇佐高にしても毎年の競争率は1倍ちょっとです。このため公立高校はあまり勉強しなくても合格できるという気のゆるみがあり、その分、部活動に時間を割く傾向が強くなり、文武のバランスが崩れている生徒が多いようです。中学での学習量不足が後の大学受験での学習量不足に大きく影響します。この時期に大学入試を見据えて、高校では学習時間の確保できない世界史・日本史の学習を始めることをお勧めします。漫画教材でも構わないので楽しく通史で学習しよう。
英検目標☆中学卒業時の取得割合 英検準2級以上合格20%

小学生の保護者の皆さまへ:お子様の発信力を育てましょう
高校生に受験指導をしていて一番感じることは、日本語で自分の考えを的確に表現できる生徒が減ってきたということです。英語であればなおさらです。書くこと、話すことという、いわゆる発信力が低下しているのです。発信力は手段と内容の二部構成です。内容については学齢に応じた知識が必要ですが、話すという手段は幼児期から鍛えられます。そしてその発信力は日本語、英語を問わずその学習時間に比例しているといわれています。お子様の将来のために、今、この時期にお子様との会話を楽しむ時間をぜひ増やしていただきたいと思います。

会話が増えるとお子様の興味の対象も増えていきます。そこから学習に対しての意欲が生まれ、好きなことをやるときの集中力が生まれるのです。遠い先の大学入試でお子様の可能性を最大限にするには、まずは親子の‘会話ありき’です。

小学部の方針:英会話と算数国語がワンストップで学習できるように時間帯、内容を変更しお子様の利便性を図るとともに指導内容の高度化を図る。卒業時には私立中学の合格も可能なレベルへの到達を目指します。IT教育としての「ロボットアカデミー」は今年も実施いたします。

2020年1月吉日
慶應アカデミー
塾長
河野誠男