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大学入試は❝全国大会❞であるということ

2026年01月15日

大學受験館カルタスです。

 

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

旧年中は当校の教育活動に対して多大なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、表題の「大学入試は❝全国大会❞である」という話です。

これは言い古されている表現であろうとは思いますし、このブログを読んでくださっているみなさんは、そのことを聞いたことがある、もしくは、知っている、と思うかもしれません。同一県内の高校生同士だけではない競争であること、様々な都道府県出身者が入り乱れて競争すること、といった何となくのイメージは、すでにみなさんがお持ちかもしれません。

ただ、大学入試の実情を具体的に把握しているかと言われると、どうでしょうか。

 

以下のリンクは、2025年度入試(2025年3月卒業の学年の大学入試)における大学ごとの、「高校別合格者輩出数ランキング」です。

九大 分大 熊大 広大

リンク先の数値を見ると、当然ですが、その大学の所在地にある高校から数多くの合格者が出ています。そして、九州大学のような旧帝大だったり広島大学のような各地方の主要大学と呼べる大学については、合格者の出身地がより広域に、かつ、学力の高い高校からも集まってくることがうかがい知れます。また、地元の大分大学において、大分市の高校から数多くの合格者が出ていることも分かり、例えば中津南高校は、ランクインしてはいても、上位と比べると「卒業生の大勢が大分大学には合格する」とは全く言えない状況であることが明白に分かります。いくら少子化が進んでいるといっても、日本全国津々浦々、公立・私立問わず、高校の数とそこに通う高校生の数は、想像以上に多いです。さらに、既卒生(浪人生)も難関大学・難関学部であればあるほど競争に参加してきます。

実際、2026年1月17日(土)・18日(日)に実施される大学入学共通テストの受験者は、現役生(高校生)が約42万人、既卒生が約7万1千人となっています。

まず大切なのは、自分の通う高校の平均学力レベルと同等かそれよりも高い高校の生徒がライバルとして当たり前に居並ぶ環境で受験をし、倍率が2倍どころか、3~5倍の倍率の中で、最悪でも合格最低点を上回る得点を取らないといけないのが大学入試である、と自覚することです。

過去の拙稿でもたびたび指摘していますが、合格する人数より不合格になる人数のほうが多いのが大学入試。自分がその合格のグループに入れるのかどうかを厳しくかつ客観的に自分自身に問いかけてほしいと思います。

 

大學受験館カルタス 山本